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明石市 69歳脊柱管狭窄症でお尻が痛くて歩けなかった男性

2019.09.04 | Category: 脊柱管狭窄症,腰痛

こんにちは!

兵庫明石市、女性の腰痛専門整体院のあすらく治療院、新井明恵(あらいあきえ)です。

 

当院に3ヶ月前から来院してくれているKさん、69歳の男性。

 

10年前に「脊柱管狭窄症」と病院で診断され、少し足は痺れたり痛かったりはするもののまだ歩けているから大丈夫と思っていたはずが、、、

 

5年前からどうにも痛すぎて楽しく過ごせいていた日常が手に入らなくなり、どうしたらいいものかと様々な治療を試されてきました。

 

結論からいくと、大好きな囲碁も、趣味から始めた畑も辞めずに今も元気です。

10年前から診断は受けていたが、実感がなかった

10年ちょっと前に腰が痛くなって、お尻が痛いなぁと感じて近くの病院へ行かれました。

 

そこで、「脊柱管狭窄症です」と診断されましたが、

 

その当時は歩くこともできていたし、ちょっと休憩していればなんとなく復活はできたし、旅行にも差し支えなかったので、

 

特に何をするでもなく日々過ごしておられたそうです。

 

それが・・・

 

毎年ご家族で行く旅行に行った時、足が痛すぎてどうにも歩けなくなり、

 

その時は誰にも知られないように冷や汗をかきながらなんとか乗り切ったそうです。

 

しかし、日に日に悪くなる。。

 

みんなと出かけられなくなっていきました。

 

ふくらはぎに走る熱感・冷感・感覚異常

どんどん腰が痛くなっていく時に、特に左のふくらはぎに異常を感じたそうです。

 

触ると特に何も感じませんが、ふくらはぎの中で熱さを感じたそうです。

 

でも奥様に言っても、「別になんもなってないで」と言われ、伝わらなくて辛かったそうです。

 

ふくらはぎの中で、熱さを3ヶ月くらい感じながら過ごしていると、今度は

 

血液が通っていないような冷たい感じに変わっていきました。

 

自分のふくらはぎに起こる異常に恐怖しかなかったとおっしゃられていました。

立っても座っても痛いおしり

ふくらはぎの異常を感じながら、次に出てきたのは、「おしりの痛み」でした。

 

さすっても、立っても座ってても痛くて痛くて、なんでこんなに痛いんだと嘆いたそうです。

 

そこで病院へ駆け込みました。

シップと注射と、オペの宣告と・・・

病院では「脊柱管狭窄症」と改めて診断され、

 

お尻が痛すぎてどうにかしてくれと医師に伝えると、

 

注射を打ってくれたそうですが、打つ針も痛いし、特に痛みの軽減にはつながらずイヤになったそうです。

 

「もうオペしか方法はないですね」

 

簡単に言い放ったように聞こえたKさんは、「オペだけは避けたい」と強く感じていました。

 

オペされた周りのお友達に聞き回ったそうです。

 

  • 良くなったよ
  • オペした半年は調子がよかったけど、やっぱりまた痛くなってきてな・・・
  • あんまりよくわからない

 

こんな意見を聞いて、めちゃくちゃ悩まれたそうです。

接骨院と鍼と整体と、、、

なんとかオペしない方法で乗り切れるものはないかと模索し始めます。

 

あまりにもおしりや足が痛いので、遠方にはいけないということで

 

近くの接骨院で電気治療やマッサージ、ウォーターベッド、温める方法、鍼、整体色々試したそうです。

 

数ヶ月通ったりしたそうですが、イマイチ効果が出ず。。

 

もうオペを本気で考えなあかんのかな・・・と思ってた時!

え??なんであの人スタスタ歩いてんの??

このブログにも何度か登場してくれたNさん。

 

このNさんも脊柱管狭窄症と診断され、オペを嫌がってどうにかしたいと考えていた方です。

 

だんだん腰を90度曲げた状態じゃないと歩けなくなり、さらには杖をついてじゃないとまともに歩けないところまできていました。

 

それをKさんはご近所さんなので、何度も目にしていたそうです。

 

「あー、Nさんもごっつい辛そうやなぁ。俺もあんな風になるんやろうか・・・」

 

そう思っていたそうです。

 

それが、、、

 

会うたびに足元がしっかりしていき、歩く速度も早くなってる、姿勢は起き上がってる、杖はついていない・・・・?!

 

何で???

 

「ついにオペしはったんやろか??」

 

意を決してNさんに聞いたのです。

 

「オペしはったんですか??」

 

Nさん「いや、整体でここまで良くなりましてん。まぁ、足は痺れてますけど痛みが今なくてね、歩きやすいんですわ」

 

だからそのまま、紹介してくれということで、当院に来られたのです。

 

畑辞めなあかんかな??

Kさんは定年退職後、自宅近くに畑を買ったそうで結構楽しく、趣味ではなく本気でやっていたそうです。

 

畑で野菜を栽培していると結構な重労働なことが多いようです。

 

耕耘機も重いし、振動が腰や足に響いてくるので、辛いとおっしゃっていました。

 

「畑辞めなあかんかなぁ?」

 

心配そうに一番初めに聞かれたことを覚えています。

 

「辞めんでいいように頑張りましょね」って私は返しました。

 

施術は痛い

 

私の施術を受けている最中や終わった後は、いつも痛そうでした。

 

15回目を超えた辺りから、カラダに変化を感じるようになりました。

 

あんなに熱かったり、冷たくなったふくらはぎがそんな感覚がなくなった

あんなに痛かったおしりの痛みが半分以下に軽減されてきた

腰の痛みを感じなくなった

休憩はするけど、歩けるようになった

痛みの全くない日ができだした

 

こんな感じで変化していきました。

 

楽しくなってくる

来られた最初は、もう本当にひどかったですね。

 

 

痛いから何をしても嫌がるし、私が変化を感じても、Kさん自体は痛いから変化なんて何も感じてくれませんでしたし。

 

「もう俺は治らんわ」

 

の発言も出る出る。

 

「あーしんど」って私も何度も思いました。

 

しかし、痛みがなくなってくると人って不思議ですね。

 

意欲が勝手に湧いてくるんですよね。

 

そして、何も言ってないのになんか頑張り出すんですよ。嬉しいんですよね。

 

痛みからネガティブ発言もいただきますし、「オニやな」とかたくさんの暴言もいただくこと多いですけど(もう慣れました)

 

良くなってくると、「女神」「天使」「堕天使」とか都合のいいこといっぱい言われますけど、

 

良くなって前向きになってる姿を見るのは本当に楽しいですね。

 

一番忘れて欲しくないのは、

 

「あきらめない」

 

ってことかなって思いますね。