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肩の腱板断裂と診断されたが手術を拒否した女性

2019.07.02 | Category: 四十肩・五十肩,根本治療,肩こり,首の痛み

 

こんにちは!

兵庫明石市、女性の腰痛専門整体院のあすらく治療院、新井明恵(あらいあきえ)です。

 

本日治療にやってこられたNさん82歳女性。

 

右肩の腱板断裂と病院で診断されましたが、

 

 

手術をしたくないとのことで息子さんと来院されました。

知らぬ間に切れていた腱板

 

このNさんは昔から働き者で、今でも畑や田んぼのお手入れをしています。

 

 

見た目も姿勢も少しは曲がっているものの、しゃんとしっかりしていますし、何より元気です。

 

 

そのNさんが畑仕事をしているときに右手を伸ばそうとした時に、急激な痛みに襲われたのがさかのぼること20年前。

 

その頃は、痛みで寝ることも辛かったとお話されていました。

 

寝返りを打てば激痛。

 

じっとしてても痛い。

 

動かしても痛い。

 

どうすればいいんや??

かかりつけの病院へ

 

昔乳がんを患ってから、特に内臓的にも病気という病気は何もしていないけれど、かかりつけの病院があるそうです。

 

診断を受けたのは、

 

【右肩の腱板断裂】だったのです。

 

痛み止めの注射やお薬、シップを提案されたそうですが、全部拒否。

 

「薬漬けになるのが嫌やったんですわ」

「シップはかぶれるからキライでね」

 

 

なんておっしゃってました。

 

オペしよか??

主治医の先生にもう一つ提案されたのは、

 

「ほなオペしよか」

 

 

だったそうですが、オペはもう乳がんで切除したのだけでもうこりごりやということで、これもまた拒否したそうです。

ほな筋トレしかないわ

あれもこれも提案を拒否された先生が出したのは、

 

「リハビリに通って、筋トレしかないわ」

 

ってことだったそうですが、Nさんはこれが一番ありがたかったそうです。

上がりきらない右肩

普段の日常生活で特にめちゃくちゃ困るようなことはなかったそうですが、

 

ふと棚の上のものを取ろうとした時、

 

ちょっと手を伸ばして取ろうとしたリモコン。

 

など、不意に手を伸ばしたりするときに

 

“ピキーン”

 

と痛みが走るそうでこれがNさんのテンションを下げるのでした。

 

なるべく意識して右肩を上げないように、使わないようにしてきたそうです。

不自然な使い方

右肩を使わないようにしようとしても、やはり付いているものですし、元々右利きだそうなので、とても不自然な使い方をしていたようです。

 

「変な使い方しよるな」

 

と息子さんは思っていたそうです。

息子がみるみる元気になっていく姿に

息子さんは、以前にもブログに出てきていますが、脊柱管狭窄症と診断されオペしたくないということで

 

腰を曲げて通われていました。

 

お母様であるNさんも、当初は

 

 

「ちゃんとした大きい病院で診てもらいなぁ」

 

 

って言っていました。

 

それが、だんだん元気になってシャキッと歩く息子さんの姿に驚かれ、

 

「私も診てもらえんやろか?」

 

となったそうです。

肩、首回りの緊張をとっただけで

長年下向いて農作業をされてきましたから、首回りの筋肉はガッチガチでした。

 

右肩が痛いという意識しかなかったので、首が回らないことに気づいておられませんでした。

 

 

右肩は、上記でも述べたように今までなるべく使わないように変な使い方をされていたので

 

肩周りもガッチガチ。

 

今日はこの首回りや肩周りを触っただけですが、

 

右肩の動く範囲が変わり喜んでおられました。

リハビリも定期的に

病院のリハビリも楽しんで行っておられるようで。

 

右肩や首が動くようになって喜ばれていたので、

 

「また明日からリハビリも頑張ってくださいね」

 

って声をかけるととても嬉しそうでした。

 

当院では、病院や他ではやっていない治療をしています。

 

が、

 

なるべく患者さんが行きたいところでリハビリがスムーズにできるようにサポートさせていただいています。