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突き指したらすぐに対処すると早く治る方法を整体師が公開

2018.12.05 | Category: 指・手の痛み


バレーボールでトスを不意にトスをしたときに、当たり所が悪くて指先をケガしたことはありませんか?
これが、よく言われる【つき指】です。

突き指してしまったとき、早く治す方法をお伝えします。

まずは病院への受診


簡単に【突き指】と言いますが、突き指は指先のねんざで指先の靭帯を傷つけている事も考えられますし、骨折や脱臼をしていることも考えられるのです。
一口にねんざといえども、靭帯の傷の度合いというのは、ほんの少し傷ついてますねという判断もあれば、靭帯が切れていますねということもあるのです。

靭帯が切れると、指が脱臼していることも考えられます。
脱臼だけに留まらず、骨折も疑われます。
その診断を下せるのは、病院や整形外科でレントゲンやMRIなどを撮って医師に診断していただくことが確実です。

見た目でねんざだなとわかることもあるでしょうが、見た目ではわからないことも現場ではありえるのです。

私事ではありますが、私の母は昔小指を突き指して、激痛が何日も走っていたようですが何もせぬまま放置した結果、小指は変形しています。
“きっと骨折していたんだと思う”と言ってますが、あなたにそうはなってほしくありません。

突き指が起こりやすいシーン


・バレーボールのトスを上げる際に、ボールが当たる位置が悪くて痛めた
・バスケットボールでパスをもらうときに、手を出していたら指にボールが当たり痛めた
・ハンドボールでボールを勢いよく受けた時に、うまく受け止めれず痛めた
・野球やソフトボールの時、イレギュラーバウンドでボールが直撃して痛めた
など、スポーツをしていると起こりやすいです。

日常でこけそうになった時に、とっさに手をつこうとしたときに痛めた
というケースもあるのです。

突き指の症状

・腫れる
・指に熱をもつ
・内出血していることもある
・指が曲がらない、曲がりにくい
・じーっとしていても、ジンジン痛む
・ものをもつと痛みがパワーアップする

突き指を起こしてしまうシーンがスポーツの中で起こっている場合、脳からアドレナリンが放出されるので、“痛みの感覚”が鈍くなっている可能性があります。
その場合、帰宅後に痛みに襲われることも考えられます。

あなたが対処できること


突き指すると、腫れたり熱を持ちますから、今のあなたにできることを解説します。
これをするかどうかで、1日も早く治すであったり、数年先の状態も良くすることになります。
●アイシング
氷水の入った袋(氷のう)で30分冷やし続けること
冷たい(気持ちいい)→チクチク痛い→痛い→感覚がなくなってくる

●ケガしたところを使わない
テーピングで固定してほしいところですが、テーピングの種類や貼り方、巻き方、巻く強さがわかっていないと、グルグル巻きにしてしまい、うっ血させてしまうことがあるので、テーピングの知識がないのであれば、巻かずに突き指した手を使わないことをおススメします。

テーピング


薬局やドラッグストアやスーパーにもテーピングというのは売られています。
“○○用”と書かれたりして購入することもあると思います。

“テープ貼るだけでしょ?”と思われるかもしれませんが、実際のところ、
・テーピングの種類
・テーピングの大きさ
・テーピングの強度
・テーピングのかぶれ度合い
・テーピングの貼る方向
・テーピングの貼る強さ
・テーピングをはがす時期
・テーピングのはがし方
それに加え、巻き方もありますから、簡単に巻いているようで実は繊細なのです。
だから、テーピングを貼るプロに任せた方が圧倒的にいいのです。

昔バレーボールをしていて、突き指をしたときに、先輩の貼るのをマネしながら巻いていましたが、ただただグルグル巻きにしていましたし、めんどくさくなって貼らないこともありました。
だから、知識のないのに、貼るのはもったいないということです。
※突き指になったら、指をひっぱらないでくださいね。治りませんから。