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野球で肘を痛めた16歳の高校生

2019.07.28 | Category: 肘の痛み,膝痛,身体の歪み

こんにちは!

兵庫明石市、女性の腰痛専門整体院のあすらく治療院、新井明恵(あらいあきえ)です。

 

本日来てくれたのは、高校生になり硬式野球を始めたY君です。

 

高校生活に慣れてきたものの、最近は右肘や左膝の調子が悪いなぁと思っていたそうです。

 

お父さんが昔から野球が大好きでこのまま野球ができなくなってはいけないと感じ、連れてきてくれました。

親子で野球好き

お父様も野球が大好きで、昔はピッチャーをされていたそうです。

 

肩が強かったそうで、当時では少し有名だったそうです。

 

走るのも当時はとても早く、50M走は、5.8というタイムで学校中を圧倒していたそうです。(本人談)

 

中学生は軟式野球だったそうですが、高校生になると硬式に変わりました。

 

肩が強くパワーのあったお父様は、いきなりボールを持って140kmを出して、先生を驚かせてしまったのだとか。

 

しかし、周りにすごいすごいと囃し立てられたお父様は調子に乗ってしまい、練習もいい加減にするようになり先発には出してもらえなかったと言っておられました。

自分の経験を踏まえて

息子さんが野球に興味を出したのが小学生。

投げ方や練習はしっかりやることなど、たくさん指導してきたそうです。

Y君は素直な性格なので、お父様の指導を一生懸命聞いてきたのだと。

投げ方が変わる

Y君は、小学生の時はソフトボール。中学生の時は軟式野球。

 

そして高校生になった今は硬式野球です。

 

野球を知っている方はわかるのですが、

 

ソフトボールの時の投げ方、軟式の投げ方、公式の投げ方、ボールなど全部が違うそうです。

 

高校は自宅からではなく、遠方に行き寮生活を送っているので頻繁に会うこともなく、久々に帰省してきて、

 

2人でキャッチボールをした時に、お父様がY君の異変に気づいたのです。

 

「あ、こいつ肘やるわ」

やっぱりな・・・

キャッチボールを中断して、

 

「お前、その投げ方、肘痛めるぞ」

 

ってY君に言ったそうです。

 

Y君「もう痛いねん。最近特に」

 

父「あかん、お前まだ1年やろ。今ちゃんとしとこ。野球できんくなるぞ。整体いこ。俺が行ってるとこに連れてったろ」

 

ということで連れてこられました。

カラダを一緒に見ると

お父様にY君のカラダの状態を見てもらいながら施術を受けてもらいました。

 

父「お前、ガタガタやないか!」

 

Yくん「え?そうなん?自分ではなんともないで」

 

そんな会話の中、施術してました。

 

くすぐったいとこや、痛いところなど大忙しでしたけど。

 

終わった頃には

「めっちゃ楽や!軽い!」って喜んでました。

父動く

施術が終わってから、今投げている投げ方をしてもらいました。

 

父「あー、お前それ内野投げやな。内野だけやったらそれでええかもしれんけど、それ肘また痛めんぞ。ピッチャーじゃそれはあかんわ」

 

Y君「え?ほなどうするん?」

 

Y君はまだポジションが決まっているわけではなく、外野ではないそうです。

 

お父様曰く、きっと野球の監督は内野か後発のピッチャーでオールマイティに使いたいんじゃないか?とのことでした。

 

側で聞いている私はわかりませんでした笑

カラダの使い方

部活になるとものすごい毎日の練習量です。

 

これは野球に限ったことではありませんが。

 

どんどん上手くなって行きたいと考えているならば、

 

練習もとても大事なことですが、練習前と練習後のケアは本当に必要だと思っています。

 

筋トレも柔軟も必要ですし、食生活ももちろんです。

 

練習している本人は、

 

【どこかが痛いとか違和感がある】

 

までなかなか気づきません。

 

だから本人の意識も大事ですが、大事なご子息のおカラダのことですからしっかり周りで見てあげることも必要なことだと感じました。