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膝に水が溜まる抜くとクセになるのは本当か?|原因と考え方を公開

2019.01.01 | Category: 整体院,根本治療,腰痛,膝痛,身体の歪み


膝が痛くて整形外科へ行くと、“水を抜く”ということをされたとおっしゃる方がいます。
“でも水を抜くとずっと水抜きしないといけないんですよね?”と質問をされることも結構あります。
ご自身の場合もありますが、ご家族や友人の方が“膝の水を抜くと繰り返す”と思って心配される方がいらっしゃるのですが、なぜ水を抜くのか?なぜ繰り返すのか?
どうしていけばいいのか?ということを説明していきます。

膝に水がたまるのは炎症が起きているから


膝というのは、太ももの大きな骨と、俗に言う“弁慶の泣き所”と言われる骨と、その横に細長い骨と、“お皿”と呼ばれている骨で膝というのは構成されているのです。
膝を曲げたり伸ばしたりするときに、使われます。

ひざを曲げたり伸ばしたりできるのは、その構成されている骨と骨で“関節”というものが作られているのですが、そこには袋が合って、ひざが動きやすいように“潤滑油”みたいな役割をしてくれているものがあります。


ひざが悪くなってくると、そのひざの関節に炎症が起こり、痛み物質を放出します。
簡単に言うと、『ひざが火事になっている』ということです。

ひざが火事になると、水を出して鎮火させなきゃ!と体は瞬時に働いてくれます。
一般的に『水がたまる』と呼ばれています。

なぜ何度も水はたまるのか


ひざに水がたまると、膝回りはパンパンに腫れます。
その状態で動かすと皮膚も痛いし、歩くときも水が溜まっている方の足をなるべく使わないように、足を引きずったり、痛くないように工夫して歩かれます。
水を抜くと、一時的にとても楽になるようです。
水でパンパンになった足が水を抜くことで、皮膚に遊びができ、動かしやすくなるからですね。

しかし、せっかく抜いた水がまた溜まってしまうのは、炎症が取れていないからです。
火事で言うと鎮火していないということです。

だから鎮火させないといけないと体は反応し、水がたまっているということが起こるのです。

そもそも膝だけが原因ではない


膝が痛いと【ひざ】に焦点を当ててしまいますが、そもそもなんで膝が痛くなったのでしょうか?
ひざが痛いと、先ほど述べたように歩き方も変わってきますし、ひざが痛くなる以前の体重のかけ方や姿勢、動作にも問題があったから、たまたま今回“ひざ”にきただけのケースも少なくありません。

ひざが悪いと、ひざ周りの筋肉をもんでもらったりすることも大事だと思いますが、ひざに水がたまりにくい体を作ってあげるということが先決なのではないでしょうか?

もし、あなたが水がたまることを理解して、ひざ以外にも原因があると思うのであれば、根本治療とは?を参考にしてください。